現在ではほとんど忘れられた節句があります。


八月一日は
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江戸の町では最も重要な日でした。



徳川家康が江戸入りした日が由来なのです。


武家はこの日、白帷子(しろかたびら)に
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長袴(ながばかま)でした。


そして吉原の遊女達もこの日は白い小袖と
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おろしたての衣装を来て客人を迎えました


さて。江戸料理 八月 始めます♪



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今も昔も

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は貝の王様で縁起の良いものでした


江戸時代、慶事に使われる熨斗は鮑の身を細く切り打ち伸ばした『打ち鮑』が使われていたそう



*☆*…玉子貝焼き…*☆*
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淡白で上品、香気溢れる味の良さで

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は古代から高級魚として扱われてきました。


江戸周辺では鮎が獲れなかった為
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多摩川から鮎を運んでいました。


若い女達は道中獣に襲われないよう
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鮎唄を歌いながら夜立ち明け入りで問屋に運んだそうです


*☆*…鮎田楽…*☆*
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戦国時代の話ですが…
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武田信玄公は大の『鮑好き』だったそうな。



*☆*…鮑腸和え…*☆*
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信玄公は鮑の価値を高く認め、激戦での栄養補給や来客のおもてなしに鮑の煮貝を賞用としたと伝わっております。



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叩いたり裏ごしした
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と鰹節、煮きり酒、醤油で伸ばした料理を
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と呼びます



*☆*…梅ヶ香(うめがか)…*☆*
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元は『梅ヶ鰹』と筆記されてましたが
江戸時代後期になると『香』という字を当てるようになったそうな。



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江戸時代中期に書かれた『和漢三才図絵』
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我が国初めて穴子が登場します。



*☆*…穴子と茗荷と胡瓜の酢の物…*☆*
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『その味は(甘平)で脂は少なく容姿は美しいとはいえない。漁人はこの魚を炙り鰻と偽るとか』

この頃のアナゴは全く人気がなかったそうですね。


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お酒は…
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愛知県名古屋市 盛田酒造 蔵搾り にごり酒

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さて。令和の世




京都の芸舞妓が芸事の師匠やお茶屋に挨拶まわりをする行事を…

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『八朔』と言います


花街ではこの習わしが続けられており



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夏の京都の風物詩となっています





今月の食材
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江戸おかず 葉月 mission 終了


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